煎茶とは、そしてカフェイン含有量や効能について

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煎茶とは、そしてカフェイン含有量や効能について

煎茶と緑茶の違い

緑茶とは

緑茶とはいわゆる不発酵茶のことです。
不発酵茶とは、摘んだお茶の葉にすぐに熱を加え酵素の働きを止め成分変化を最小限に留めたお茶のことで、葉の緑色が残ったお茶になります。栽培方法や製造方法などの違いにより様々な種類の緑茶が生まれます。

煎茶とは

煎茶は緑茶に分類されるお茶の一つで、摘採後に蒸して酵素を止め揉みながら乾燥させ形状を整えたものです。緑茶にはその他にも、抹茶や茎茶、龍井茶(ろんじんちゃ)などがあります。
ちなみに日本茶とは日本で生産されたお茶を意味します。そのため日本でつくられた紅茶は日本茶に含まれます。

カフェインとは

カフェインは、お茶の苦みに寄与しています。茶葉の中のカフェインは、一番茶・二番茶といった茶期によって大差はありませんが、カテキンやアミノ酸(テアニンなど)と同様に、若い芽に多く含まれ、成熟した芽では少なくなるので、若い芽を摘んでつくられる抹茶や玉露は、カフェインの含有量は高くなります。

カフェイン量 (100g当たり) 浸出法
玉露 160mg 茶10gを60度の湯60mlで2分30秒浸出
煎茶 20mg 茶10gを90度の湯430mlで1分浸出
ほうじ茶 20mg 茶15gを90度の湯650mlで30秒浸出
玄米茶 10mg 茶15gを90度の湯650mlで30秒浸出
紅茶 30mg 茶5gを熱湯360mlで1分30秒~4分浸出
ウーロン茶 20mg 茶15gを90度の湯650mlで30秒浸出

出典:日本食品標準成分表 2015年版(七訂)

保健効果

カフェインの主な作用として、覚醒作用・利尿作用などが挙げられます。
カフェインは、脳の中枢神経に興奮的に作用(覚醒作用)するため、眠気を防いで知的作業能力を向上させたり運動能力を向上させたりする効果があります。また、カフェインを摂取して適度な運動を行うと、筋肉中の栄養源(ブドウ糖=グリコーゲン)よりも先に、脂肪をエネルギー源として利用する現象がみられ、持久力の向上に役立ちます。さらに、お茶は二日酔いにも効果があるといわれますが、これもカフェインの働きによってアルコールの代謝が高められるためです。
また、歴史的にみて人類がお茶を嗜好飲料として飲むようになったのは、カフェインの作用によって気分が爽快になるためだと考えられています。

煎茶の淹れ方

さわやかな香りと、うま味・甘味・渋味があるのが煎茶の特徴です。
お湯の温度は上級茶で70℃、中級煎茶で80〜90℃くらいが適しています。
二煎目も美味しくいれるためには、一煎目を注いだあとの急須の中に、お湯を残さないのがポイントです。

◯まめちしき:上級・中級はなにが違うの?

煎茶について、「上級煎茶」「中級煎茶」と表記されていた場合、なにがどう違うのか、不思議に思うかもしれません。これは単なる価格差ではなく、お茶を摘む時期の早さで成分量が異なり、分類されます。
早く摘まれたうま味成分(アミノ酸)を豊富に含んだ煎茶を上級煎茶と呼びます。中級煎茶は、上級煎茶に比べると遅く摘まれ、苦味・渋味のもとであり健康成分でもあるカテキンを多く含んでいます。

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